天山ラーメン

センター試験も終了した1月の下旬、大学生の我々はテスト期間を前に課題や勉強で大慌てなのである。

友人宅でレポートを作成していたある日の夜、

近場で安く済ませたいという要望、

醤油ラーメンが食べたいという要望、

その時の時刻、20時という状況により食べログから割り出されたお店がここだった。

友人の運転で北光線に向かう。

場所はドンキホーテを新道方面に少し進んだところにあり、黄色に黒い文字という、ジロリアンに対して勘違いを誘発させること間違いなしの看板が立っている。

残念ながらそのインパクトは向かいのビデオ屋()によって薄められているのだが、、

店内に入るとテーブル席が１席とカウンターがある。メニュー表を見るとラーメンやセットメニューの他に定食も提供したいる様だ。

我々は先の要望通り醤油ラーメンをオーダー。半ライスがサービスで付く事を確認し、醤油ラーメンを食べたい気持ちがより強いものとなった。

店主からは、スープの濃さ、麺の硬さの好みを聞かれる。ライスが付くならば問答なく濃いめなのである。

カウンター席に着いていたため、目の前の厨房での作業が垣間見えるのだが、先客の唐揚げ定食を作っていたようだった。

我々は驚愕した。

唐揚げがでかい。

ライスが漫画の絵の盛り方。

写真はないが、ラーメンを食べる前にして唐揚げ定食による再訪は確実のものとなった。

それからしばらくして運ばれてきた醤油ラーメンとサービスの半ライス。

いや、確実にこれは半ライスではなくてライスだよね。

スープは醤油ダレと出汁のシンプルなものだが、味は濃い目の印象だ。

普通で頼んだ友人のスープも一口もらったが確かに元から濃いめなようだ。

チャーシューはロースで、薄めだが食感はしっかりとしていて歯ごたえがあるタイプだ。

醤油ラーメンの麺を食べ終えた僕は、ご飯にチャーシューを乗っけて食べる。

美味い。

次にこれにネギを合わせ、卓上のニンニク、一味唐辛子で更なる追い討ちをかけた。

とても美味い。

気づけば無我夢中にライスをかきこみ、完食していた。

ラーメンのクオリティは正直抜きん出たものを感じることはできなかったが、これで650円というコスパと、夜9時まで営業しているという絶妙な閉店時間はここにしかあまりないものだと思う。

しかしながら私の頭の中にはもうラーメンはない。唐揚げ定食のお店でインプットされてしまった。

旭川ラーメン天山 北40条店
011-712-1030
北海道札幌市東区北40条東7丁目4-17
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010202/1007363/

喫茶 マリン

新年明けましておめでとうございます。

　めでたく新年が明けましたが正月休みからなかなか抜け出せなかったことやブログ読者数が伸び悩んでいたことから更新を怠ってしまっておりました。てへぺろ。

年が明けて1月上旬、富良野だったり美瑛あたりの景色を楽しみながらドライブするのが好きで年に一回ペースくらいで行くのだけれどいつも行くのは夏。

ツイッターやらで冬の青い池の写真をよく見るようになっていってみたいなとずっと思っていたのでついに行くことに。

当初は富良野だとか美瑛あたりでご飯を食べるつもりだったのだけれど調べてみると冬はお休みしているお店が多いみたいで、、

去年行って美味しかった富良野バーガーも冬季休業していて、道中でどこか探すことに。

いつも通っている床屋のマスターに滝川に大盛りのお店があるという情報を得ていたので少し遠回りながらも滝川へ行くことに。

札幌からは1時間半弱くらいかかったかな。夏だと1時間程度で着くと思う。

店の前に着くと一際目立つなんだかエモい外観をした建物を発見。

これか、、

正直不安しか感じない。

飲食店とは到底思えないような外壁の絵。

ちなみに店の前は駐車禁止で車は向かいの駐車場に駐車するとのこと。

店内に入ると、店内はさらにディープな空間。バーのような席とテーブル席が7席程度。店の中央にはでっかい水槽があり中には熱帯魚がゆらゆらと泳いでいる。天井は青空？？元々はパブとかスナックだったのかな？と思うけどかなり長いこと大盛りの店として有名らしいのでこの空間のカオスを理解することはできない。

卓に着くと温かいお茶と水が出された。温かいお茶もピッチャーで出してくれるのは嬉しい。

しばらしくて運ばれてきたのは味噌汁と漬物。残す主役を前に、テンションボルテージマックス、いまかいまかと手に汗を握る。

もしかして、アレが来るのか、、？

お盆に乗った大きな大きなソレが自分の卓に徐々に近づいてくる。

ドーーーーーン！！！

でで、ででででで、でかい、、

丼の中にはぎっしりと２合以上のご飯。

そしてその上には大きな海老天が10本！

巨大な海苔天、ピーマン天、芋天が乗っかっている！

崩さないように恐る恐る食べ進める。

海老天はサクサク、ジューシーで思いのほか胸焼けしそうな脂っぽさはなく食べやすい。

そして間に挟んで食べる海苔天がまたザクザクとしていてクセになる！初めて海苔天食べた僕、感激。

そしてタレも絶妙でご飯には大量にしみておりこれは一気にかきこむことができて武者震いをするような危険を感じた。

気づけばもう残す海老天は3本、海苔天3分の１とご飯が最初の3分の１ほどだった。

流石にキツイ、、。

もう無理かもしれない、、。

おなかの9割以上が海老天丼。。

そぅ。。これ以上食べると胃が破裂する。。

まだ死にたくないぃぃ。。

これから行く富良野とか美瑛でも食べたいぃぃ。。

もぅﾏﾁﾞ無理。

ﾘｽｶしょ･･･。

という精神状態の中、隣席に神、現る。

神「持ち帰りでお願いしまーす」

店員さん、すぐさま丼や食器を下げ、余った料理をパック詰している。

一方は神は帰り支度を済ませて受け取りに向かっている。

神よ、サンキュー。

僕「お持ち帰りお願いしまーす」

(お待ち帰りには容器代プラス100円取られたような取られなかったような、、)

これだけのコスパで提供されていながら持ち帰りをしていただける懐の深さ！

再訪を誓って富良野の街へとまた車を走らせた。

喫茶マリン
0125-24-5948
北海道滝川市泉町1丁目13-37
https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010705/1007354/

中華そば カリフォルニア

 このお店は学園前から車で5分程度、菊水駅からほど近いところにある。

 店の横の駐車場は1台分しかないので注意が必要だ。

オリジナル感の溢れる入り口を抜けるとおしゃれな空間が広がっており、ここなら女性を連れてきても文句が上がることはないだろう。

店内にはカウンターとテーブルの席があるがどちらも清潔感があり、運良く個室の席に入ると仕切りがあって他の客が気になることもない。

初訪で注文をしたのは1番人気と謳われている塩煮干しそばだ。

最近は醤油に移行しつつあるもこのラーメンはやはり味噌派！札幌のラーメンは味噌だ！と熱く語る僕が中華そばを市内で食べたことがあるのは、「中華そば なかじま」、「風来堂」くらいだ。醤油ラーメンだと思って他でも食べている可能性は捨てきれないが、、。

私がなぜ味噌を好きなのかというと、1番は美味しくないと感じるお店が少ないからだ。もちろん美味しくないと感じたことはあるが、中華そばや醤油の場合、味の濃さ薄さやスープの麺との相性など店によってクオリティにより開きがあると感じてしまう。もちろんここには好みの問題もあるだろうが。

お店の話に戻ると、ここの中華そばは無化調で作られている。無化調というとそれこそ味が薄いのではないか、満足感はあるのかというのが僕の不安だ。

しかし、見事に不安をかき消してくれたからこそいま記事を書いているのは言うまでもない。

透き通ったスープが美しいく中にはメンマ、ネギ、カイワレと見た目とは違って食べ応えのあったチャーシューが二枚。えぐみのないスッキリとした煮干のダシが効きながらもあっさりとしたスープは完飲間違いない。

これでワンコインなんて、、。

その隣で存在感を放っているのは油淋鶏丼だ。おそらくラーメンに入っているのと同じチャーシューが油淋鶏として味付けされたものだが、これがまた美味いのだ。

残ったスープを頂きながら油淋鶏丼に貪りたく時間はおそらくマリオがスターを取った時に流れるBGMが頭の中で流れていた。

他のメニューで私が注文したことがあるのが、中華そばだ。

中華そばは少し香ばしさのあるスープで麺は低加水、正直中華そばだけでは物足りなく感じたがライスを頼んだので問題はなかった。

あっさりとしたスープと頂くライスには、濃いスープと共に頂くライスとはまた異なる魅力があると感じる。

コスパの良さで横に並ぶお店はなかなかないだろう。

二郎好きとしては稀に限定で提供される「夢二郎」なるものが非常に気になっている。

限定が気になる人はツイッターを要チェックだ。

https://twitter.com/HickoryUsa

中華そば カリフォルニア
011-598-7773
北海道札幌市白石区菊水3条4-4-6 ビバ菊水 1F
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010301/1049040/

ラーメン 秀峯

 はじめてのお店はどこにしようか、散々悩んだけれど、やっぱり地元にしておこう！ということで今回は地元で長いこと続く老舗ラーメン店「秀峯」を紹介したいと思います。

 場所は篠路。実は札幌市民でも知らない人が結構な確率でいる篠路が僕の地元です。

 札幌駅から学園都市線(旧札沼線)を下り、新琴似よりも奥、あいの里よりも手前にあるのが篠路です。

 篠路駅は小さい駅舎がある西側改札と大きい本駅舎がある東側改札に分かれていて、改札を間違えてしまうと結構面倒なんですよね。

 みなさん、間違えずに西側改札で降りてくださいね。

 ちなみにお店には車の駐車場もあり、可能であれば車での来店をお勧めします。最大の理由は、食事の為だけに篠路までの交通費を払うのは勿体ない。

これに尽きます。

 散々自分の地元を自虐してきて少し辛くなってきましたが、紹介を続けます、、。

 お店の外観は、すごく古めかしいけどTHE ラーメン屋！といった感じ。

看板に書いてある通り出前もやっていて、バイト先の人から書いた噂によると通常メニューにプラス100円で届けてくれるとか。ピザとかガ○トの出前に飽きた人、近くに住んでいる人にはいいかもね！

恐る恐る足を踏み入れると中にはテーブル席が３つとカウンターがあります。

水はセルフサービス。

初訪の時は秀峯らーめんのやさい(850円)をオーダーしました。

濃いめの醤油ダレに生姜が効いたスープ、直前に炒められた野菜の甘み、昔ながらのラーメンという言葉だけで表現することはできない深みのある味わい。

そして何よりここのラーメンのアイデンティティとも言える存在、とろっとろ厚厚のチャーシュー！！

大勝利。

大将、私の完敗です。

完全に舐めていました。元から大きく感じるチャーシューですが持ち上げるとそれは氷山の一角という言葉がまさにふさわしくとてつもなく大きい！そしてトロトロしてる！

わたしゃあびっくりだよ！！

ついついまる子ちゃんみたいな口調で驚いてしまいます。

私が次に食べたのは味噌ラーメン(750円)

ああ、ホッとする、、そんな感じのスープにも奴が入っています。どデカチャーシューです。

このチャーシューが刻まれて炒飯にも入っているというのだからもう困っちゃう。早く再訪して炒飯食べたい！でもラーメンも捨てきれない、、どうしてくれるんだ！

悩みはこれだけではありません。なんと200円増しのチャーシュー麺を頼むとこのチャーシュー、4枚も入っちゃうんです、、。

まだオーダーしたことはありませんが、その迫力たるや先ほどの氷山が4倍、、氷河期が訪れたのか？それくらいファンキーな見た目です。

気になる方は食べログから写真を見てみてください。

ラーメン 秀峯
011-773-9199
北海道札幌市北区篠路3条6-1-8
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1011786/

俺の食べログ、はじめました。

 クリスマスが終わりこれから年末年始で何をしようか。そう考えながらいつも通りスマホを触っていつも見ている札幌の食べ歩きを綴ったブログを見ていました。

 というのも私は食べることが大好きで何をしている時よりも美味しいものを食べているその瞬間を幸せに感じます。(その幸せが体型に現れてしまっているのはここだけのお話です。)なので美味しいそうなお店や行ってみたいお店に常にアンテナを張り巡らせているのです。

 そうした中で、アンテナを張り巡らし新たなお店を探すだけではなく、自分が今まで食べてきた美味しい料理、お店を整理できる場があれば面白いなと思ったのです。そして、とっておきのお店をシェアして、さらに札幌・北海道に美味しいお店が溢れることに少しでも寄与できれば、万々歳だなと思ったのです。

 正直思いつきで始めたブログがいつまで、そしてどれくらいの頻度で続くのか、はたまたこのブログに興味を持ったり参考にしてくれる人は現れるのか。そんなことを思いながらも始めてみようと思います。

 とは言っても年末年始は家にこもりがちであまり外に出る機会がないのが実情、、当面は直近1年程度で行ったお店について書いていこうかと思います。

 拙い文章ではありますがよろしくお願いします。